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人の命をつなぐ事業のキービジュアル

人の命をつなぐ事業

血液・検体の配送

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誰かの命がこの血液を待っている。
私たちはその人へ未来を届けています。

血液配送事業は、みなさまから善意で献血いただいた大事な血液を献血ルームへ引き取りに行き、日本赤十字の血液センターまで輸送する事業です。東商テクノでは東京都内と埼玉県内でこの事業を行っています。

血液は通常の輸送とは違い、厳密な温度管理や高度な安全性、そして時間管理の正確性などの専門性が求められます。そのため東商テクノでは、血液が良好なコンディションを保たれるよう荷台の温度管理機能を搭載した特殊車両で配送。1日数回小まめに回収し、予定通りの時間で迅速・安全にお届けすることで、医療の現場になくてはならない輸血のインフラを毎日支えています。

私たちが大切に運んだ血液が今日も誰かの命をつなぐための輸血に使われている。「人の命をつなぐ事業」は、単に血液を運ぶ仕事ではなく、その血液で助かる患者さまへの使命感をもち、専門トレーニングを受けた専門スタッフによる社会のための重要度の高い事業です。

血液の鮮度のために。

血液は、献血いただいた瞬間から6時間以内に分離・精製しないと、輸血用血液としての品質基準を満たさなくなるため、配送には時間や温度管理の正確さが求められます。血液搬送用車両には血液の新鮮さを保つため20℃をキープする(庫内を一定温度に保つために冷・温両方できる)温度管理装置付き特殊車両や専用の保温バッグが使われます。

時間と安全、こまめな配送。

献血ルームでは長時間の血液の保管ができないため、温度管理装置付き配送車で1日3回〜5回こまめに回収し、血液センターへ迅速にお届けします。その配送では血液の管理にトラブルが生じないよう安全運転を厳しく徹底しています。

女性やご年配が多数活躍中。

東商テクノの血液搬送のドライバーの3割以上が女性です。それは、血液搬送が女性でも扱いやすい重さであることや、献血ルームや血液センターなど血液の受け渡し相手が女性の看護師さんであることが多くて人当たりの柔らかい女性ドライバーが好感されるため。また年配の男性も多く積極的に採用しています。長く務めるベテランが多く、それが東商テクノの専門性や信頼性アップにつながっています。

東商テクノでは、東京と埼玉で培った血液配送のノウハウと、私たちの拠点ネットワークを生かし、今後は日本赤十字の医療配送事業をまず静岡や名古屋へ、そして日本全国へも展開したいと思っています。

第2営業部松原プロフィール写真

人の命をつなぐ事業

第2事業部 松原部長

東商テクノでは東京と埼玉で現在40台の血液搬送車を保有していて、毎日30台前後が稼働しています。
毎日一台が2〜4便搬送しているので月間約1,600便。1回の血液回収で専用保温バッグを本体、検体用で平均3個、その中に約40人分の血液が入っているとして月間約64,000人分の血液を搬送していることになります。ちなみに日本赤十字発表の献血された血液の有効使用率は98.5%ですので63,040人分。これが、私たちが血液を運ぶことで1カ月に人の命をつないだ数になります。